耐熱ガラス

高温にさらされても割れにくい特殊素材

耐熱ガラスは、ガラスでありながら高温にさらされても割れにくい特性を持った特殊素材です。
火を扱う現場や高温になる機器に使用され、安全性・耐久性の向上に貢献します。

取り扱い品

使用目的に合わせて、最適な耐熱ガラスをお選びいただけます。

◆テンパックス（ドイツ製）

450〜500℃まで対応、視認性や加工性に優れたバランスタイプ

材　質：　ホウケイ酸ガラス
耐熱性能：　常用450℃・最大500℃
特　徴：　透明度が高く、色味が少ない（無色に近い）
厚　み：　0.7mm ～ 20mm以上の幅広い展開
加　工：　切断・穴あけ・研磨・シェード加工も可能
視認性：　青みがなく、クリアに物体が見える
用途例：　飲食店の加熱調理シールド、照明カバー、試験容器など

 

◆ファイアライト（日本国内製）

800℃前後の高温にも耐える、耐熱性重視のガラス

材　質：　ネオセラム系耐熱ガラス
耐熱性能：　常用750℃・最大800℃前後に対応
耐熱衝撃性：　急冷急熱に強く、水をかけても割れにくい
厚　み：　3mm，4mm，5mm（他も対応可）
可視性：　ややブラウン系の色味、炎の視認に適す
加　工：　カット・角丸・穴あけ対応可（テンパ処理不可）
用途例：　薪ストーブ窓、暖炉、ピザ窯、工業炉扉など

よくあるご質問

Q. テンパックスとファイアライトはどちらが高性能ですか？

A. 耐熱温度で見るとファイアライトが高性能ですが、透明度や加工性ではテンパックスに軍配が上がります。使用環境や目的に応じてご選定ください。

Q. 切断やサイズオーダーはできますか？

A. どちらの製品もオーダーカットに対応しています。ガラス製作図面や寸法指定でのご注文が可能です。

用途別おすすめ仕様