【板ガラスEYE!!】型板ガラスってどんなガラス?? カンタンご紹介!
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当サイトで販売している板ガラスは建築窓や棚、インテリアには欠かせない素材であり、その種類も実に多彩です。
「ガラスってそんなにたくさん種類があるの?」と思われるかもしれませんが、材質や加工、フィルムの種類などを組み合わせると、そのパターンは軽く100通りは超えてきます!
本記事では、そんな数多くの板ガラスの違いや特徴、注意点などをカンタンにご紹介したいと思います。
◇型板ガラスとは? 主な特徴について
独自の凹凸模様を持つ「型板ガラス」は、光を拡散しプライバシーを守りながらも自然光を取り入れることができる、板ガラスの中でも人気の高いガラスです。
今回は、この「型板ガラス」をカンタンにご紹介いたします!

◇2種類のデザイン
型板ガラスは過去には様々なデザインが製造されていましたが、製造コストや需要の偏りなどから現在では主に2種類のデザインに絞られています。
その2種類のデザインについて紹介したいと思います。
型板ガラスのデザイン 1.かすみ(霞)
かすみ(霞)は現在最も主流なデザインで、通常型板ガラスと言えばこのデザインを指します。表面に細かな霧がかかったような質感を持つデザインが特徴で、デザイン性が高く、柔らかい印象を与えるため、室内の間仕切りや窓に使用されることが多いです。
写真:周囲を面取りした型板ガラス
型板ガラスのデザイン 2.チェッカーガラス
チェッカーガラスは、格子状に小さな四角形の模様が規則的に並んでいるデザインです。レトロ感があり、カフェやアンティーク調のインテリアにマッチします。

◇型板ガラスと透明ガラスの違いは?
続いて、型板ガラスと一般的な透明ガラスの違いについて見ていきましょう。
型板ガラスと透明ガラスの違い 1.透過性の違い
透明ガラスは、光を完全に通すため、外の風景をそのまま眺めることができます。一方、型板ガラスは表面の凹凸によって光が拡散し、ぼやけて見えます。
型板ガラスと透明ガラスの違い 2.プライバシー性の違い
透明ガラスは外からの視線を遮る効果がなく、室内が見えやすい点がデメリットです。対して型板ガラスは、その凹凸デザインが視線を分散させるため、外からの覗き見を防ぎます。
型板ガラスと透明ガラスの違い 3.デザイン性の違い
型板ガラスはデザインのバリエーションが豊富で、インテリアとしても魅力的です。先ほどご説明したように、かすみやチェッカーなど、用途や好みに合わせて選ぶことができます。一方、透明ガラスはその名の通りシンプルで、モダンな空間に適しています。
◇型板ガラスを使うメリット
続いて、型板ガラスを使うメリットについて見ていきましょう。
写真:型板ガラスを使った室内ドア
型板ガラスのメリット 1.視線を遮りながら光を取り入れられる
型板ガラスは、外部からの視線をカットしつつ、自然光を室内に取り込むことができます。そのため、人通りの多い場所や隣家が近い窓のようなプライバシー重視の場所に適しています。
型板ガラスのメリット 2.汚れが目立ちにくい
型板ガラスは、その独特な凹凸や模様が汚れを分散させ、目立ちにくくする効果があります。これにより、手垢や水滴の跡、ほこりなどが付いても、透明ガラスに比べて視覚的な影響が少なく、清潔感のある見た目を保つことができます。
これは、忙しい現代において非常に実用的であり、清掃の頻度を減らしたい場所や手入れが難しい場所に最適であるといえるでしょう。
◇実はこんな後悔も? 型板ガラスの注意点
続いて、型板ガラスの注意点について見ていきましょう。
型板ガラスの注意点 1.室内から外の様子が見えない
型板ガラスは、視線を遮るという大きな利点がありますが、その反面、室内から外の景色をはっきりと眺めることができない点がデメリットです。特に、庭の緑や季節の移ろい、街の風景を楽しみたい場所には不向きです。
型板ガラスの注意点 2.少し暗い印象になる
型板ガラスはその表面に施された凹凸や模様によって光が拡散されるため、透明ガラスに比べてやや暗い印象を与えることがあり、特に採光が重要な場所には適していません。自然光を多く取り入れたい場所や明るさが求められる作業スペースは避けましょう。
型板ガラスの注意点 3.視界が遮られることで圧迫感を感じる場合がある
型板ガラスの特徴である視線の遮断効果は、プライバシーを守る上で非常に有効ですが、反面、視界が遮られることによって圧迫感を感じる場合があります。特に狭い空間や小さな部屋では、壁に囲まれているような閉塞感が生まれることがあります。
そのため、型板ガラスを使用する際には、空間の広がりや開放感を意識したデザインや配置が重要です。さらに、室内の照明やインテリアの工夫で圧迫感を和らげることも可能です。
◇型板ガラスが向いている場所について
玄関ドアや窓は型板ガラスがよく使われる場所です。玄関は家の顔ともいえる場所であり、外からの視線を気にせず快適に過ごせるよう、視線を遮る型板ガラスが選ばれることも多いです。また、防犯対策にも役立ちます。
さらに、仕切りにも適しています。オフィスや店舗、カフェなどでは、空間を区切りつつ開放感を保ちたい場合に型板ガラスが重宝されます。チェッカーガラスや梨地ガラスなど、デザイン性の高い型板ガラスを使用することで、インテリアとしてのアクセント効果も期待できます。このように、型板ガラスはプライバシーの確保とデザイン性を両立させるため、多岐にわたる場所で活躍しています。
◇まとめ
いかがでしたか? 今回の内容としては、
- 型板ガラスとは、表面に凹凸模様が施された特殊なガラスである
- 型板ガラスにはかすみガラスや梨地ガラスなどさまざまなデザインがある
- 型板ガラスと透明ガラスの違いは、透過性やプライバシー性の違いが挙げられる
- 型板ガラスは圧迫感を感じる場合があったり、少し暗い印象になるのが注意点
以上の点が重要なポイントでした。型板ガラスは、プライバシー性とデザイン性を兼ね備えたガラス素材で、住宅や店舗などさまざまな場所で活躍します。しかし、外の景色が見えない点や暗さを感じる点には注意が必要です。用途や目的を考慮し、適切な場所に導入することで、その魅力を最大限に引き出せるでしょう。
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